そのままエイチディブイと読みます。
米国高配当でも人気の高いHDVです。一体どんなETFなのか見ていきましょう。
①運営会社
運用しているのは世界最大の資産運用会社ブラックロック社です。
2021年末における同社の運用資産残高は10兆ドル(約1,153兆円)と日本のGDPの2倍に相当するという化け物会社です。
要は安心して資産運用を任せられる信頼がある会社と思ってください。
②構成銘柄数
VYMを構成する銘柄は米国高配当銘柄、75銘柄程となります。
以前紹介したVYMが400銘柄程ということを考えれば、VYMは分散があまりできておらず、リスクは高めだがその反面少ない銘柄に集中することで高配当を実現しているという考え方もできそうです。
分散がされているぶん、リスクも低くなると考えられます。
③設定日
運用が始まった日のことです。
HDVは2011年3月29日と運用歴も中々長いですが、リーマンショックを経験していない分、暴落時のデータが不足してる点は注意が必要です。
④経費率
HDVの経費率は0.08%です。
これは非常に安いです。
10万円分のHDVを所有していたとしても年間で引かれる金額は80円!
VYMと同様に激安だと思ってください。
⑤分配利回り
HDVはブラックロックのサイトによると、
過去12ヶ月分配金利回りは3.28 %となっております。
個別株を保有するのと比べると少し物足りないですが、ETFの性質上多くの銘柄に分散投資ができ、なおかつメンテナンスも任せられるということを考えると、成長率も含め悪くない数字であると思います。
⑥セクター構成比
ブラックロック社サイトより作成(2022年6月12日現在)
ヘルスケア・エネルギー・生活必需品のセクターへの比率が高いですね。
セクターが被らないETFと組み合わせたいところですが、実はぴったりのETFがあります。
それはSPYDです、このETFについてはまた次回以降ご説明いたします。
まとめ
ブラックロック社サイトより作成(2022年6月12日現在)
2020年のコロナショックの暴落以外は順調に成長していることがわかります。
そうは言っても高配当ETFへの投資は、下落時に購入する方法がオススメです。
インデックス投資とは違い安定的な右肩上がりの成績を期待するものではありませんので、下落時にまとめて買ったほうがいいでしょう。
またこのHDVは単体でも非常に優秀は高配当ETFなのですが、前述したSPYDと組み合わせることでよりスキのない高配当ETFへと昇華していきます。
このようにHDVは非常に魅力的なETFです。
是非皆さんもHDVに投資されてはいかがでしょうか?
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